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ファーストテイクが一番重要

先日のテッペン(夜中の12時)越えした現場の編集してます。

ドラマ作品だったので
シーン数を多くして
なるべく細かくカットを割って・・・

素材をチェックしながら
こんなの撮ってたんだから
テッペン超えるのは仕方なかったのかなって
確かにそうかもしれないのですが・・・

テイク1でOKだったのに
わざわざテイク2とか3とか撮り直して
けっきょく使わないカットがとても多かったりします。

「あれ、なんでこれ取り直したんだろ?」
っていうようなカットに出くわすたび
これを撮らなかったら何分時間を短縮できたはず・・・
なんて考えたりすると
自分の未熟さを痛感します。。。。

当たり前だけど
演者のテンションやポテンシャルが一番高いのは
一番最初に撮るテイク。

明らかに失敗した場合は別として
ちょっと気になるかなってくらいの修正で
カットを撮り直しても
良くなることはほとんどありません。

やり直すと大抵の場合、
演者は動作をはしょる傾向にあります。

理由は単純で
誰もが「早く現場を終わりたい!」という気持ちを持ってて
それが自然と出てしまうから。

だからリテイクはなるべくやらないほうがいいんです。
分かってるのについやってしまう・・・・

そんなカットをつなぐたびに自分の判断力の甘さを痛感。

メこれまでのところーカーからは
継続して発注したいような話が来てるので
作品の出来は悪くないのかもしれません。

でも、けっきょく使わないような撮り直しは極力しないで
もっともっと現場をスムーズに進行していきたいものです。

フレームレート

オーサリングの作業が月1~2本。
やり方を忘れそうになったころにまた作業するという。。。

ちなみにオーサリングとは
1本の動画からチャプターを切ったり
動画をDVDに入るサイズに変換したり
メニュー画を設定したりする作業です。

オーサリング専門でやってる人がいるくらいの作業なんだけど
そういうところに頼んでたら
お金がいくらあっても足りないので仕方ありません・゚・(つД`)・゚・

そんなこんなでオーサリングの作業をしていて
品質プリセットを編集コマンドの
フレームレートの設定をチェックしたところ

23.976(24フレーム) と 29.97(30フレーム) の
2つの設定があって
これまでずっと24フレーム
でやってたことに気づきました。

24フレとは1秒間に再生されるコマ数が24枚
30フレとは1秒間に再生されるコマ数が30枚

一般的に映画は24フレ、TVやビデオは30フレで撮影され
放送やDVDの再生は30フレというのが一般的。

コマ数が少ないと微妙なカクツキが出て
それが映画っぽい感じになります。
なのでAVでも意図的にコマ数をおとして
シネマ効果を狙った作品が流行った時期もありました。

といっても10年くらい前。

AVはやっぱり生っぽい再生が求められるわけで
すぐにすたれました。

だからこれまで24フレでオーサリングしてたかもしれないので
とにかく商品をチェックしてみました。

自分だけじゃなく人にも見せてみたんだけど
言われればそんな感じがしなくもないというくらいで
23.976(24フレーム) でも 29.97(30フレーム) でも
特にそれほどの問題はなざそう。

とりあえず一安心だけど
まだまだ勉強して直していかなきゃいけないところは
いろいろありそうです(つω-`。)

顔のモザイク入れは大変

PICT0024.jpg

モザイクマシンMRLの作業画面です。

今回お願いしたのは
120分作品で1対1の絡みが2回。
カメラは4台使ってて全部フィックス。

ちなみにモザイクというのは
カメラがブレるとどんどん大変になります。
モザイクがどうしてもズレてしまうので
細かい微調整をしなきゃいけなくて
やってもやっても終わりません。

ハメ撮りやる人とかって
モザイクのこと考えてる人ってほとんどいないみたいだけど
モザイク職人のストレスは相当すごいことになってます。

今回はカメラフィックスだし
そんなに手間かからないはずだったけど
男の顔の顔にモザイクを入れなくちゃいけなくて
それがかなり大変だったようです。

2日もあればできると思って頼んだのに
作業をお願いしたI君がいうには
普通にやったら5日はかかる内容だったそうです。

最後の方は36時間ぶっ続けで頑張ってくれて
昼飯おごるっていっても
「食べたら寝そうなので・・」と拒否。

もし彼が空いてなかったら
自分でやろうかなとか思ったりもしたんだけど
大変なことになってたかもしれません。

モザイクのことばっか考えてちゃ
いい作品は撮れないっていう人もいるだろうけど
たまにはこうやって身を削って支えてくれてる
モザイク職人たちには
感謝しなくちゃいけないんだと思います。
特にハメ撮りとかで顔にモザイクかけてもらってる人たちは。

オーサリングって簡単なの?

オーサリングっていうのは
編集の終わった映像データを
DVDで再生出来るように設定する作業のこと。

メニュー画面のボタンを設定したり
チャプターを切ったりとか。

DVDの動作を細かく設定するのがオーサリング。

以前は専門の業者にお願いしないと出来ないような
高度な作業だったんだけど
最近ではというソフト進化して
やろうと思えば自分でも出来るようになりました。

だから「オーサリングなんて誰でも出来る」みたなこと言う人もいるけど
そんなに簡単じゃないと思います。

そもそも「簡単だ」とか言う人に限って
自分で出来なかったりするし。

一番時間がかかるのはエンコードっていう
動画をDVD用に変換する作業だけど
これは設定だけすればあとは機会がやってくれます。

だからオーサリングの作業自体は
慣れてくれば1作品2~3時間もあれば出来ちゃいます。

でも2~3時間で出来るのは
基本的な設定がすでに出来てるから。

一番最初の1本が出来るようになるまでは
1週間くらいまるまる時間がかかりました。

誰も教えてくれる人がいないし
ネットをみてもやり方もバラバラで
どれが正しいのかよく分からないし。

だからオーサリングはやっぱり難しいと思います。

にも関わらず
「来月から社内でお前がオーサリングやれ!」
みたいなことを平気でいう経営者とか
いそうですよね。

っていうかいましたね。

そのときは編集ソフトの設定で
DVDの書き出しが出来たものだから
それでなんとかしのいでました。
いかにもしっかりオーサリングやってることにして。

ちゃんとオーサリングが出来るようになったのは
会社を辞める直前くらい。

絶対必要になるだろうなって思ったから。

オーサリングは奥が深いというか
まだまだ直していかなきゃいけないところがいっぱい。
それは分かってるんだけど。。。。

やっぱりオーサリングは難しいです。
ちゃんとした製品を出そうと思ったら。

EDIUSのバージョン

自宅でも会社でも編集はカノープスのEDIUSを使ってます。

編集ソフトEDIUSにはいろんなバージョンがあって
自宅ではvir.2.5、会社ではvir.4.0を使ってます。

EDIUSのバージョンはvir.4.5だけど
これになるとインターフェイスが大きく変わってしまっていて
とても使いにくいのでほとんど使ってません。

vir.2.5とvir.4.0ではショートカットのボタンが違ってしまっていて
使い分けが面倒です。

統一しようと思って自宅のパソコンをvir.4.0にアップしたら
パソコンのスペックが追いつかなくて作業になりませんでした。

仕方ないからvir.2.5を入れ直し。

EDIUSのvir.4.0はHD編集に対応しているので
HD用で撮影した素材を取り込めば
そのまま編集ができます。

vir.2.5では無理。

かといってHD編集用にパソコンやデッキを一から揃えたら
80万くらいの見積もりになってしまいました。

制作会社や監督の中にはまだ対応できてない人もいて
かといって無理なお願いもできないし。

比率的には4:3のSDから
どんどん16:9のHDに変わってきています。

ウチにある機材もいずれは買い換えないといけないかも。

そんなことを考えながら今夜は自宅で映像編集です。





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Author:あばしり一家
グラフィックデザイナー、CGデザイナー、カメラマン、パチスロ液晶画面ディレクターなど転々として、現在AV制作者。

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